NPO法人東京都資産総合相談センターとは
- そもそもNPO法人ってなに?
- 「NPO法人」とは、「特定非営利活動法人」の略称です。よく耳にする「NPO」が単に非営利組織(任意団体)であるのに対して、「NPO法人」は、公的機関から認証を受けて法人化されていますので、活動上の制約と義務があり、設立後においても認証基準を満たしている義務があります。またNPO法により活動分野が制限されています。
- どんな活動ができるの?
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NPO法で定められている活動範囲は
- 保健、医療または福祉の増進を図る活動。
- 社会教育の推進を図る活動。
- まちづくりの推進を図る活動。
- 学術、文化、芸術またはスポーツの振興を図る活動。
- 環境の保全を図る活動。
- 災害救援活動。
- 地域安全活動。
- 人権擁護または平和の推進を図る活動。
- 国際協力の活動。
- 男女共同参画社会の形成の促進を図る活動。
- 子供の健全育成を図る活動。
- 情報化社会の発展を図る活動。
- 科学技術の振興を図る活動。
- 経済活動の活性化を図る活動。
- 職業能力の開発または雇用機会の拡充を支援する活動。
- 消費者の保護を図る活動。
- 前各号に揚げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動。
以上の項目です。(平成15年5月の法改正時点)
また、代表的な制約と義務としては、毎年事業報告書、収支計算書などを所轄庁へ提出しなければいけなかったり、宗教的な活動や政治的な活動、また、当然のことながら、特定の個人または法人、その他の団体の利益を目標として、事業を行う事は出来ません。
- NPO法人 TPCCとは?
- 東京都資産総合相談センターは、広く一般都民を対象に空き家・空き地・相続及び、資産の有効活用等、問題解決と助言を行い、都民の「住生活環境の向上」と「まちづくり」に寄与することを目的として、東京都知事より認証を受けた「特定非営利活動法人」です。
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会員は、著名な不動産コンサルタント・弁護士・司法書士・税理士・不動産鑑定士・行政書士・一級建築士・土地家屋調査士・空き家相談士などの専門家によって構成されています。
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主な事業内容
- 資産の有効活用に関する調査、研究業務
- 資産の有効活用に関する相談業務
- 資産の有効活用に関する研修業務
- 資産有効活用に関する普及、啓発業務
- 不動産取引に関する相談業務
- 相続対策に関する助言およびコンサルティング
- 空き家の処分・管理・利活用の相談業務
その他の事業として、物品販売事業・出版物の刊行および教育研修事業があります。